850: ◆xjSC8AOvWI[age saga]
2014/08/18(月) 23:05:02.59 ID:E+jiN3qM0
―翌日
二年のフロアまで階段を上がって来たところで、足を止めた。
昨日の、さやかからの拒絶。
さやかが説得してくれたとはいえ、仁美ちゃんからは良い印象をもたれていないだろうこと。
どうすればいいかわからない居心地の悪さが思い出されて、踏み出せない。
キリカ(…… 逃げちゃ駄目だ)
まどか「キリカさん!」
踏み出さなければ。そう思ったところで、後ろからまどかの声がした。
キリカ「鹿目、どうしてここに?」
まどか「キリカさんのこと、探そうと思ってて…
さやかちゃん今日も学校に来てないんです!」
キリカ「え…?」
まどか「家には電話して、ちゃんと居ることは確認したんですが…」
キリカ「でも無事なんだね、良かった…」
まどか「はい……でも、代わって欲しいって言っても、さやかちゃんからは電話で話すのも拒否されちゃって」
まどか「やっぱり、わたしたちじゃ説得は無理なんでしょうか…」
キリカ「……」
1自由安価
2とくになし
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