56: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/17(木) 23:50:06.05 ID:vq3mQqnr0
腕章「でも、ごめんね。あたしこれから部長会あるからさ」
友人「あ、そっか。頑張ってね!」
腕章「勿論!」
腕章「弱みをちらつかせれば、誰だって一発だよ!」
友人「あんたが言うと嘘に聞こえないから」
笑う。
あぁ、やっぱりいいなぁ、友達って。
うん、再確認。
他愛ないやりとりこそ宝石のように眩しくて、衒いの無い、ましてや虚偽なんてあるはずない、そんなコミュニケーションがあたしの理想。
相手のことを知って、あたしのことも知ってもらって。
情報を共有して。
プライバシーなど存在しない。
隔てるものなど介在しない。
肉体と肉体の境界線は肌で、それはあたしたちが生物である限り逃れられない、越えられない宿命だけど。
情報は。データは。
共有できる。わかりあえる。隠し事のない平和な世界を、構築できる!
完璧に情報の公開された世界をあたしは作ろう。
腕章「じゃね。ばーい」
友人「ばぁい」
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