過去ログ - 少女「有言実行、しましょうか」
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6: ◆yufVJNsZ3s
2014/04/17(木) 22:14:37.64 ID:iWvh8kZB0

 いや、待ってください。これは確かに現実なのです。図らずとも私自身がさっき考えたように。とはいえ発言した言葉に責任は持たなくてはなりませんが、思っただけでは責任は発生しません。落ち着きましょう。

ムム「ボクの任務は参加者集めなんだ。で、きみに白羽の矢が立った」

少女「参加者?」

ムム「そう。この星の住民を対象に、ボクたちの星ではいま賭けが行われてる。10人が殺しあって、誰が生き残るかを当てる賭け。それに参加してくれないかい?」

少女「愚かなんですか?」

 おっと、本音が口をついてしまった。
 機嫌を損ねるかと思いきや、案外ぬいぐるみは平気そうな顔をしていました。そもそもこのぬいぐるみ、張り付いたような笑顔を浮かべるばかりで、表情変化が全くないんですが。

ムム「いや、気持ちはわかるよ。いきなり殺し合いだとか言われて参加するはずもない。けど、賞品のことを聞いたら、ちょっとは考えてくれるんじゃないかな」

少女「賞品?」

 なかなか食指を働かせる言葉です。

ムム「なにもきみたちにただ働きしてもらおうってんじゃないよ。優勝者には、与えられた能力を継続して使える権利と、なんでも好きなことを叶えてもらえる権利が与えられるんだ」

少女「能力?」

 今度はうさんくさい言葉が飛び出してきました。このぬいぐるみ、もっと手順を踏んで説明できないんでしょうか。愚図め。



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