過去ログ - ビアンカ「ゴレムスー!ギーガー!ごはんよー!!」
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469: ◆ETECr3O3gc[sage]
2014/07/16(水) 09:23:41.98 ID:l1tgiEoC0



最後の一匹は背を向け一目散に一団から距離を取り始めた。
全長の巨大さも相まった歩幅により、刻一刻の間にその姿はどんどん小さくなって行く。



―――あの巨人が、人類(我々)を前にして、逃走した―――?



その事実は大きな波となって兵団員達に波及し、俄かに周辺がどよめく。

が、そんな弛緩し始めた空気を他所に。



ロビン「―――、」キリキリキリキリキリ……。



狩人は最後の仕上げをするべく、腕の弓を最大限引き絞り―――放った。
強大な力を以ってして絞られた矢は大きな放物線を描きながら空気を引き裂き、見事巨人の首筋に着弾した。
しかし。



巨人D「―――、―――、―――、」ドスドスドス……。



獲物の歩みは止まらない。
当然だろう。近接斬撃ならまだしも、あれだけ離れてしまっていてはいかなビックボウガンでも首を削ぎ落とすには威力不足となってしまう。
……無駄弾だったのであろうか?






―――否。





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