13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/18(金) 12:31:56.31 ID:xeDtmg+30
「なあ星井、星井って趣味とかあるのか?」
「寝ることかな……あと先生に会いに行ったり」
先生……?
星井の学校の担任の先生か?
「へえ、そうなんだ。僕も寝るのは好きだよ」
「そうなの……あふぅ……」
「……」
話が続かない……。
女子中学生と話が弾まないなんて、ひょっとして僕はもういわゆる一つの『おっさん』と化してしまったのか?
いや待て、僕はまだ新卒だぞ?
社会人階級で言えば、音無さんを軍鶏とすれば僕はピヨピヨのひよこだ。
いやしかし、十五歳の少女にとって二十三歳の男はもうおっさんなのだろうか?
僕も年齢を重ねればいつしか忍野や貝木のようにおっさんになるのは時間の問題なのは百も承知なのだが……まだおっさんではないと信じたい。
二十三と言えば僕だってアイドルをやってもいい年齢だ。
「星井は――」
それは単純に素朴な疑問だった。
「星井は、なんでアイドルをやっているんだ?」
55Res/57.22 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。