過去ログ - 阿良々木暦「みきスロウス」
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/18(金) 13:06:05.22 ID:xeDtmg+30

「いや、貴音が言ってるのはなんでそれを今この場所でプロデューサーが持ってるか、ってことだと思うぞ……」

「今日は客席からお前たちを応援することにした」

「……ものすごくくだらない答えが返ってきそうだけど、なんでだ?」

「プロデューサーとしてお前たちのライブを客席からの視点で観察することも今後のことを考えて重要だと判断した。
 お前たちがアイドルとして全力で戦っている中で僕だけ傍観する訳には行かない!」

「…………」

「…………」

二人とも呆れとも諦観とも取れる表情で僕を見ていた。
それっぽい理由はつけているものの、要するにライブが見たいだけである。
プロデューサーだから舞台裏から見ることは可能なのだが、やはりファンの皆さんと一緒にアイドルへの情熱を燃やしながら全力で戦うのとではテンションとやり切った後の達成感が全然違う。
振り付けも完璧に覚えているし、何より親衛隊にもエントリーしている。

「それより星井はどうした」

「あっちで寝てるぞ」

またか……元々よく寝るやつだったが最近、輪をかけて寝ている気がする。

「おい星井、もうすぐ出発だぞ」

「うゅ……プロデューサーさん……?」

ちょっと乱暴に星井の身体を揺すると、眠そうに目を開けた。
今度、秋月の声でも録音してこようかな……。



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