22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/18(金) 13:09:29.68 ID:xeDtmg+30
「ううっ……なんでだよ……」
「泣くなよプロデューサー……たまにはこういうこともあるって」
「ええ、自然の理には逆らえません」
その後、ライブ会場控室で僕は我那覇と四条によって慰められていた。
今日のライブが楽しみだっただけあってかなりのショックだ。 萩原の掘った穴に埋まりたい。
さめざめと女々しくも雄々しく大量の涙を流していると、星井が控室に入って来た。
「お疲れ様なのー」
「星井……」
「残念だったね、ミキもライブ楽しみだったのに」
さすがに集中豪雨並の大雨の中でライブをやる訳にもいくまい。
多少の雨ならば続行という選択肢もあったのだろうが、ライブは機材やアイドル共にデリケートなものでいっぱいなのだ。
「ま、なっちゃったものはどうしようもないさ。今日は帰ろうよプロデューサー」
「そうですね、この後は予定もありませんし。食事でもどうですか?」
「そうだな……せめて経費で高いもの食べて心の傷を癒そう」
「律子に怒られても知らないぞ……自分お肉がいいな!」
「わたくしはらぁめんを」
「ミキはおにぎり!」
「頼むからせめて店くらい統一してくれ」
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