過去ログ - 真姫「友達に順番ってあると思う?」
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/18(金) 23:02:16.57 ID:DC1wXX0A0



ことり「……あのね、変なこと言うなぁと思われるかもだけど」

真姫「別に気にしないわよ」

ことり「うん。そのね、海未ちゃんもきっと同じことを考えてるはずだから、いいのかなぁ……って」

真姫「……へぇ」

ことり「順番ってなんていうか、その人に受けてる影響の大きさというか、その人の存在の大きさによって決まるのかもって思うんだ。そうしたら、小さい頃からいつも手を引いてくれた穂乃果ちゃんは、どうしても1番になっちゃう」

真姫「うん」

ことり「でも穂乃果ちゃんの空いたもう1つの手は、きっと海未ちゃんの手を引っ張っていて、だから海未ちゃんと私は2番目同士かもしれないけど、だけど1番傍にいるの」

真姫「………」

ことり「だから私にとって穂乃果ちゃんも海未ちゃんもとっても大切で、どちらかがってことはないと思うんだ」

真姫「……なんというかあなた達って、凄いわね」

ことり「ふぇ? どうして?」

真姫「海未もまったく同じようなこと言ってたわよ」

ことり「へぇ〜、そうなんだぁ。……えへへ」

真姫「ほんと、嬉しそうに笑うわね」



ことり「参考になったかなぁ?」

真姫「そうね、ありがとう」

ことり「……実はもういっこ考えてることがあって、これはまだまだ考えてる途中って感じなんだけどね」

真姫「へえ、聞かせてはくれるのかしら?」

ことり「うん。えっとね、いろいろ考えてみたんだけど、好きの1番ってたくさんあってもいいと思うんだ」

真姫「1番が、たくさん?」

ことり「そう。何かの基準があって、それで1番の友達ってのはあると思うんだけど、その基準ってのは実際はたくさんあって、それぞれ1番がいてもいいのかなって」

真姫「……?」

ことり「例えば1番に傍に居なきゃって友達は穂乃果ちゃん。だけど1番傍にいてくれる友達は海未ちゃん」

真姫「うん」

ことり「ほかにも1番尊敬できる年上の友達や、1番包んでくれる年上の友達。1番カッコイイなと思える年上の友達。手がかかって可愛い年下の友達。ちょっと自信がなくて背中を押してあげたい友達」

真姫「………」

ことり「他にも本当は優しいのに不器用で、見守ってあげたいなって思う友達」

真姫「……うん」

ことり「色んな友だちがいて、色んな基準や尺度の1番があって、それはその時々で変わって……。1番はたくさんあるの。ある程度大事と思える先には、きっと順番はあっても、たくさんの1番が枝分かれしているの」

真姫「……そうかしらね」

ことり「うん、きっとそうだよ。……だから自分の1番と思える友達が、他の人をより1番と思ってるように見えても、自分が1番と思えるほど仲が良いいだったら、ただその人のある1番が目立っているだけで、他の1番はきっと自分の方に向いている……なんて、なに言ってるのか分かんなくなってきたけど。うーん」

真姫「ううん、とっても参考になったわよ。ありがと」



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