61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/19(土) 00:53:26.40 ID:Uy1Rocnb0
真姫「楽しかったのに……私でも、普通の女の子みたいに笑ってもいいって思えたのに……」
真姫「私の甘えられる場所が出来たと思ったのに……!」
真姫「私に言ってくれた言葉も、全部嘘だったの?」
62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/19(土) 00:54:58.14 ID:Uy1Rocnb0
真姫「お願いだから助けに来てよ……」
真姫「いつもみたいに私を守ってよ」
真姫「流れ星を見てくれるって約束したじゃない……このままお別れなんて絶対嫌よ」
63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/19(土) 00:57:19.46 ID:Uy1Rocnb0
真姫「だ、誰!?」
『こんなことで泣くなんて、無様以外の何物でもないわ』
真姫「な、何よ……何処にいるの……」
64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/19(土) 00:58:05.46 ID:Uy1Rocnb0
真姫「なっ!?」
真姫(もう一人の……私?)
真姫(そんなこと……あるわけがない)
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2014/04/19(土) 00:58:43.12 ID:Uy1Rocnb0
真姫「……一体、もう一人の私がなんの用よ」
真姫『あまりにも見るに耐えなくなったから、文句を言いにきたのよ』
真姫「余計なお世話よ、とっとと帰りなさい」
66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/19(土) 00:59:23.47 ID:Uy1Rocnb0
真姫「っ!あんたに人格を否定されるいわれはないわ!」
真姫『あるわよ、だって、今のあなたは何も見えていないもの』
真姫『いい、教えてあげるわ』
67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/19(土) 01:00:01.61 ID:Uy1Rocnb0
真姫「勉強なら……きちんとやってるじゃない」
真姫『ええ、そうね、きちんとやっていたわ』
真姫『だから私は我慢してあげてたのよ、医者になることが、西木野真姫の最低条件なのだから』
68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/19(土) 01:01:14.85 ID:Uy1Rocnb0
真姫「違う!私はーー」
真姫『何が違うの?今の自分の姿、見てみたら?μ'sなんてくだらない仲間と触れ合う暇があったら、勉強でもしなさい』
真姫「皆のことを悪く言わないで!」
69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/19(土) 01:01:46.67 ID:Uy1Rocnb0
真姫「スクールアイドルは遊びじゃない!」
真姫『遊びよ。あんなもの、将来何の役にも立たないわ』
真姫「だったらなんだっていうのよ!なんでそこまで否定されなきゃいけないの!?」
70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/19(土) 01:02:26.96 ID:Uy1Rocnb0
真姫「え……?」
真姫『あの女がいなければ、あなたはμ'sに入ることなんてなかった』
真姫『他人と関わることなんてなかった』
71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/19(土) 01:03:30.03 ID:Uy1Rocnb0
真姫「違う!お姉ちゃんは悪くない!」
真姫『あの女をかばうの?どうして?』
真姫「お姉ちゃんは……私に優しくしてくれた。私に温もりをくれたの。だからーー』
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