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2014/04/22(火) 23:17:44.43 ID:lYxGIP8s0
紬「この人たち…」
紬「わたしたちの体を透りぬけていくわ…」
"亡者"たちは少女たちと物理的に衝突することなく、影のようにするりと抜けて去っていく
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2014/04/22(火) 23:34:27.30 ID:lYxGIP8s0
『さて、もうすぐ降りてきましょう』
紬「え…?」
『そのまま、そのまま。乱されることのないように』
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2014/04/22(火) 23:49:16.27 ID:lYxGIP8s0
澪「」
律「こ、これはなんだよ、いったい!?」
『ティターンの子ら、アカイア方とトロイア方の神々です』
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2014/04/22(火) 23:57:56.63 ID:lYxGIP8s0
"亡者"どもも神々も、消え去ってしまった
かたや、呆けたままの少女たち
澪「」
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/04/23(水) 00:02:26.38 ID:ovUdacpz0
澪「う…うぅ…」
紬「澪ちゃん、だいじょうぶ??」
澪「う、ぅん…」
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/04/23(水) 00:12:54.54 ID:ovUdacpz0
梓「そういえば、なんで先輩たちはここに?」
律「あたしは、あの林の前でムギと偶然会って、一緒になかに入ったんだ」
紬「うん、そうよ!りっちゃんと禁足地の入り口で会って、それで、そこから入ったら、ここにいて…」
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2014/04/23(水) 00:22:32.13 ID:ovUdacpz0
澪「どうやってここにきたんだろう…」
紬「それに、唯ちゃん以外は全員そろってるのね…」
梓「ゆい、せんぱい…」
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2014/04/23(水) 00:34:59.14 ID:ovUdacpz0
紬「その表現を聞くと、まるで…地獄みたいですね…」
『地獄…、沙門※の愚僧(わたし)が言うのもですが、”造られた地獄”
とでも申しましょうか…』
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2014/04/26(土) 02:07:36.90 ID:LmLMAkj60
僧の姿は、やや濃い山吹色の法衣に朱の袈裟
その足腰と歩みは急くことなく緩くもなく
典雅は歩みによく表れる、というのもよく分かる
その後を追って、やや足早に少女たちが続く
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/04/26(土) 23:40:04.67 ID:LmLMAkj60
梓「ほんとうに、荒んだ…世界…」
先ほどの亡者どもの為業挙動
少女たちは、恐怖や嘔気にまつわる感情に慣れつつある
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/04/27(日) 00:20:55.49 ID:Tah8gW2u0
少女たちの方を振り返らずに、僧は続ける
『信長、織田内府どの、本朝(わがくに)おいて最も魏武※に似た、そして法敵であり…』
『堕ちた道理、道理なき理(ことわり)のもと、その才を発揮した方』
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