過去ログ - 杏「図らずも、カエダーマ作戦。」【765CG&オリキャラ注意】
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24: ◆AQLtf1fIEg[sage]
2014/04/20(日) 20:47:52.85 ID:eBp9rBxF0
ベジータ「こしゃくな!」

ダイ「まだまだぁ!」

火炎、閃熱、爆裂、氷結、真空――――様々な呪文を込めた拳―――魔法拳を使うことで、打撃としてのダメージだけでなく、魔法のダメージを与えていく戦法をとるダイ。

一方、ベジータも一瞬は怯んだものの、ダイの攻撃の性質を冷静に分析し、対応策を編み出す

ベジータ「(この小僧、なんという強さだ…!一瞬たりとも気を抜くことはできん!高い戦闘力、年齢に見合わぬ豊富な戦闘経験、格闘術の熟練――――どれをとっても、フリーザ軍の上級戦士に匹敵する!)」

ベジータ「(それだけではない。手から炎や氷を…!あれが、ラディッツの言っていた魔法とか言うものか!エネルギーを何らかの方法で変換することで、現象をその場に発生させる技術――――)

ベジータ「(ならば、拳からの魔法は、エネルギーで防げる!)」

ベジータ「なめるなぁ!!」

超質ラバーのプロテクターと手袋と、全身にまとわせた気の奔流が呪文の威力を大きく削ぎ、ダイの至技をただの技と貶す。

ダイ「呪文を弾き飛ばした!?」

ダイ「(炎も氷も、呪文の効果が薄い…!あの防具、丈夫なだけじゃなく、温度や環境の変化にも対応できるのか!それに、攻撃をする部位に気を込める技を使えるみたいだ…!呪文があまり通らないのはそのせいか!)」

ダイ「くそぉっ!海破――――」

ベジータ「遅い!」

ズガァッ!

アバン流最速の剣技、海破斬を放とうとするも、ベジータのあまりの速度にはついていけず、残像を、いや、残像すら斬ることもできずに左からの蹴りを食らい大きく吹き飛ばされるダイ。

ダイ「ぐうっ!」

吹き飛ばされた衝撃を利用して岩を蹴り、大道芸の様な動きで岩から岩へ飛びまわり体勢を立て直し、周囲を捜索する――――――敵の姿が見えない!

ダイ「ど、どこだ!?」

ダイが首を振り、ベジータの姿を探し始めたその瞬間。
ゾクリ。
寒気のするほどの熱い殺気と威圧感がダイを襲う。その正体は背後上空、5時の方向で既に大きなエネルギー弾を放とうとしているベジータの姿!

ベジータ「どこを見ている!!はあっ!」

ダイ「うわっ!」

本能的に跳びあがり、舞空術を駆使して空中に逃れるダイ。しかし―――――

ベジータ「はあっ!!」

ダイ「に、二撃目――――!」

足元の大きな爆発も聞こえなくなるほど、間近に迫る、死のエネルギー波。
コレを食らえば―――――――――

ダイ「海破斬!」

ズバァッ!

今度こそ発動したダイの海破斬が、銀白色に輝く勇者の聖剣が死のエネルギー波を切り捨てる。
そこに―――――――

ベジータ「ち、耐えたか!ならば!」

溜めの体制に入り、両手にエネルギーを集中させるベジータの姿。
その体制はまるで、爆発系最上位呪文<イオナズン>か爆裂系中級呪文<イオラ>を放とうとしているかのようだ。





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