過去ログ - [安価]艦娘とのショートショート[艦これ]
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20: ◆dSDxhxEi7Q[saga sage]
2014/04/21(月) 19:56:24.08 ID:efQWToOj0
執務室に入る駆逐艦夕立。
その隣には空母ヲ級の幼体がいた。

提督「呼ばれた理由がわかるよなぁ?夕立。」

夕立「…うん。」

ヲ級「ヲ?」

提督「…元の場所へ返してきなさい。」

夕立はヲ級を抱きしめ首を横に振る。

ヲ級「ヲヲヲ?」

夕立「こんなちっちゃい子を冷たい海の上に放置するのは出来ないっぽい!」

提督「そいつは深海棲艦だぞ?」

夕立「それでも…それでも子供を放置出来ないっぽい!」

提督は頭をガリガリと掻き毟り、ため息をつく。
引き出しから煙草を取り出し、火をつける。

提督「三日間、何事も無かったらここで面倒を見る。何かがあったら即処分する。いいな?」

夕立「うん!」

提督「ヲ級。約束してくれるか?この鎮守府では暴れないと?」

ヲ級は頷き、提督ににじり寄る。

ヲ級「テイトク マイ フレンド」

提督「なんか嫌な予感がするぞ……」

ヲ級「ヲ?」

執務室の扉が突然開き、サングラスをかけた霧島が入ってくる。

霧島「マイクチェックの時間だおらぁ!」

提督「」

夕立「」

ヲ級「提督 マイ フレンド」

霧島「どういうことだ?お?提督。こいつはお前の友人だって言ってんぞ?お?」

霧島は提督の襟を掴み、持ち上げる。

提督「き、霧島。落ち着け?こいつは夕立が拾ってきて…」

ヲ級「夕立 マイ マザー」

夕立「っぽい!?///」

霧島「提督は?」

ヲ級「提督 マイ ファザー」

提督「ファッ!?」

霧島はサングラスを外し、いつもの眼鏡に替える。

霧島「…提督。納得のいく説明をお願いしますね?」



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