過去ログ - もし現代に艦娘が舞い降りたら。side:加賀
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5:トラック提督
2014/04/21(月) 22:51:34.32 ID:g4E+iSMb0

「って、これ、きのこじゃないですか。私、たけのこ派なんですけど。」

うるせぇ文句あっか、俺はきのこ派だ。

「じゃあ、お返し願おう。」

「嘘です。ごめんなさい、すごい嬉しいです。」

なんて茶番を繰り広げている間に執務室につく。

「ああ、疲れた。てか、暑かった。」

椅子に座り机に突っ伏す。

「提督、着替えないのですか?」

と、赤城がカバンを机に置きながら言う。

「着替えなきゃダメ?」

突っ伏したまま返答。

「ダメです」

即答。なんでも彼女らからするとスーツ姿というのは好みでは無いらしい。俺は基本的に自衛官では無いからあまり制服を着たくないのだが彼女らが言うんだからしょうがない。

「はいはい、わかりましたよ。着替えますよ。」

「そうですか、では私は外に出てますね。」

と言って赤城は素早く出て行ってしまった。そんなに制服のがいいのかね。仕方がないのでお着替え、上着を脱ぎ、ネクタイを外す。

(半袖のやつでいいよな。暑いし。)

「ちゃんと第一種の方を着用してくださいよ」

ドアを少し開け、顔だけを出した赤城が釘を挿す。思い切り見透かされたようだ。

「はいはいはい、わかったわかった」

正直、第一種の方は長袖だから嫌なんだけど。確かに、この制服の方が海軍らしいっちゃらしいけどね。
渋々それに着替え終え、カバンからPCを出し電源に繋げると赤城が戻ってきた。

「やはり、その格好の方が様になりますね。はい、これ麦茶です。冷えてますよ。」

コップを机の上に置いた。結構、気が利くじゃないか。

「ありがとう。」

夏に冷えた麦茶って最高だと思いませんか。出来ればビールの方がいいけども。赤城は自分の分の麦茶を持ちながら秘書机の椅子に座り、少し真剣な眼差しで俺を見つめた。

「提督。」

「んー?」

あー麦茶ウマイ。



「加賀に会ったことあるって本当ですか?」



「ぶっ!!!?」

盛大に吹きこぼした。

「ど、どこでそれを!?」

「提督が戻る前に食堂でマミヤさんに聞きました」




何ゲロっちゃってんのあの人ォォ!てか赤城さん散歩してたんじゃないんですか!






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