過去ログ - 偽街の子供達「ご主人様?」メガほむ「……うん、ご主人様だよ」
1- 20
144:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/29(火) 04:34:45.50 ID:Lstbriyl0

QB「……君も生きているということは、あの死体は偽物ということだね。幻惑魔法かい?」

杏子「……ふん」

QB「なるほどね。わずかながら能力が戻っていたのか」

杏子「奥の手は最後までとっておくもんだな。おかげであたしは、こうしてあんたを出し抜けたわけだしね」

マミ「……」

杏子「グリーフシードがなくっちゃさすがのマミ先輩もお手上げだな。ま、残念ながらあたしも自分で狩った魔女の分はもう品切れなんだけど、さ」

マミ「…………」

杏子「……何か言い返してくれなきゃこっちの立つ瀬ってもんがないだろ? 怒ってんのかよ……?」

マミ「違うの。わたしにもあったのよ、佐倉さんに謝らなくちゃいけないこと。だから改めて反省会をしない?」

杏子「……はぁ?」

マミ「戦いが終わった後は必ずそうする決まりだったでしょう? お茶をしながらここが良かったとか悪かったとか話し合ったじゃない」

杏子「そりゃ、そうだけどさ……」

マミ「……いいわ。勝手に話すから聞いて欲しいの」

杏子「……」

マミ「わたしはね。ずっとあなたと友達になりたいと思ってたの。あなたにとってのわたしはただの先輩でしかなかったみたいだけど、わたしはそんな立場じゃなくて友達みたいに仲良くなりたかったの」

杏子「……友達、ね」

マミ「うん。だけどわたしには歩み寄る勇気がなくて何も言えなかった。顔z雲いない孤独な魔法少女同士だったのに、結局お互いをつなぎとめるのは戦いや争いでしかなかったのが心残りなの」

杏子「…………」

マミ「あの時のわたしに勇気があればこんな争いもせずに済んだんじゃないかって……反省してる」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
443Res/161.21 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice