過去ログ - 偽街の子供達「ご主人様?」メガほむ「……うん、ご主人様だよ」
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[saga]
2014/04/24(木) 23:16:14.51 ID:PMEW7qLh0
メガほむ「……ごめんね。わたし、魔法少女にはなれないの」
QB「どうしてだい? 君は、抱えた願いがかなわなくてもいいのかい? それとも、魔法少女になった後のリスクを恐れているのかい?」
メガほむ「ううん。リスクなんてどうでもいいの。……きっとあなたに願えば、あの子だって元の姿に戻るんだよね?」
QB「当然、その程度の願いなら叶うだろうね」
メガほむ「そっか。でもね。それであの子を元に戻して、次はどうするの?」
QB「次?」
メガほむ「うん。次。だってあの子たちはみんな魔女になる運命なんでしょう? 他の子達が魔女になった時、わたしにはもう、奇跡を叶える資格はないんだもの」
QB「そうだね。それは僕にもどうしようもないことだ」
メガほむ「でしょう? だから、そんな一時しのぎにしかならない奇跡なんていらないの。……ふふっ。そんなことしなくても、あの子達とずっと一緒にいる方法はあるからね」
QB「そうかい。なら少し残念だけど、僕はお呼びでないということでいいのかな」
メガほむ「うん。だから、もうさよならだね、キュゥべえ」
QB「さようなら、ほむら。この宇宙のために死んでくれる気になったら、いつでも声をかけて。待ってるからね」
クルッ テクテク
メガほむ「…………ふふふふっ」
メガほむ(この宇宙のため、かぁ)
メガほむ「ごめんね、キュゥべえ。わたしの命は、宇宙なんかにあげられないの」
コンコン
メガほむ「……!」
マミ「暁美さん。起きてるかしら? 入ってもいい」
メガほむ「…………はい。起きてます。どうぞ」
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