4: ◆RY6L0rQza2[saga]
2014/04/23(水) 10:27:37.79 ID:/OYRTqSbo
駅に着くまで彼女は振り返る事もせず、そのまま駅の駐輪場の方まで自転車を動かしていきます。
「ありがとうね〜、助かったわ〜、私一人じゃ駅まで行けそうになくて…。」
自転車を降りた私は、送ってくれた彼女にお礼を言います。ええ、私は方向音痴なんです。
生まれ育ったこの町でも、良く迷ってお巡りさんのお世話になっている事を、彼女をよく知っています。
だから彼女は苦笑いを浮かべて、駅の切符売り場まで着いてきてくれました。
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