7: ◆RY6L0rQza2[saga]
2014/04/23(水) 10:29:08.55 ID:/OYRTqSbo
一歩さえ出してしまえば、後はドアの中に行くだけです。電車に乗り込むと、振り返って、彼女に向かって声を掛けます。
「約束よ、必ず、またいつかここで会いましょう?」
彼女は、俯いたまま手を振りました。その姿がやけに悲しくて、少しだけ涙をこぼします。
「元気でね?」
声が少し震えていたかもしれません。もしかしたら、泣いていた事も悟られたかもしれません。
彼女はハッと顔を上げて、そのまま駅から出て行きました。別れがとっても辛いのでしょう。
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