4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/24(木) 12:31:56.31 ID:QP3aH07do
「君には、今日から岡崎泰葉君を担当してもらう」
朝、事務所にきたら急に社長にこんなことを言われた。
僕はこの事務所に入ってから、本格的に一人をプロデュースする機会はなかったものだから、正直ビックリだ。
「岡崎泰葉……ですか?」
「うむ。知っているかね?」
知っているか。と言われると、そこまで知っているわけではない。昔モデルをしていた記憶が微かにあるだけだ。
「昔、モデルをしていたことくらいしか知らないです……アイドルになったんですか?」
「そうだ。私がスカウトしてな。まあ、仲良くやってくれたまえ。奥の待合室にいるからよろしくね」
肩にぽんっと手を置くと、社長室に戻ってしまった。相変わらず、なげやりな人だ。
「岡崎泰葉……か」
どんな人物なのだろう。
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