過去ログ - 春香「欲しい物が何でも手に入る館?」
1- 20
120: ◆.fmcEFfgDM[saga sage]
2014/04/27(日) 21:23:11.45 ID:LZcgdNnY0
律子「……みんな聞いて!」

律子さんの芯の通った声が響く。

目を赤く腫らしてはいたが、キリっとした表情だ。
以下略



121: ◆.fmcEFfgDM[saga sage]
2014/04/27(日) 21:24:39.10 ID:LZcgdNnY0
それから長いこと、無言の時間が続いた。

伊織が『話すことはそれだけ?なら、私は部屋に戻るわ』と気丈に言い放ち、食堂を出ていった。

それにつられ、他のみんなも一人二人と席を立ちはじめた。
以下略



122: ◆.fmcEFfgDM[saga sage]
2014/04/27(日) 21:26:55.54 ID:LZcgdNnY0
私はみんなの様子をただ呆然と眺めていた。

そしてその目が千早ちゃんで止まる。

虚ろな目をして、下を向いたままブツブツと何かを呟いている。
以下略



123: ◆.fmcEFfgDM[saga sage]
2014/04/27(日) 21:29:11.48 ID:LZcgdNnY0
二人で千早ちゃんを担いで部屋に向かう途中、やよいの部屋が目に入る。

春香「やよい……」

すると千早ちゃんに力が戻り、ふっと立ち上がった。
以下略



124: ◆.fmcEFfgDM[saga sage]
2014/04/27(日) 21:30:10.29 ID:LZcgdNnY0
千早「どうして?なんで開かないの!?」

春香「一体、どういうこと……?」

律子「どうやら、宿主を失った部屋は再び開かなくなるみたいね」
以下略



125: ◆.fmcEFfgDM[saga sage]
2014/04/27(日) 21:40:20.98 ID:LZcgdNnY0
───
──


あれから、なんとか千早ちゃんを部屋に帰した私たちは、何も会話を交わすことなく自室へと戻った。
以下略



126: ◆.fmcEFfgDM[saga sage]
2014/04/27(日) 21:46:39.25 ID:LZcgdNnY0
───
──


気がついたら寝てしまっていたみたい。
以下略



127: ◆.fmcEFfgDM[saga sage]
2014/04/27(日) 21:52:10.63 ID:LZcgdNnY0
真「春香!」

春香「何があったの?」

真「あれ……」
以下略



128:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/04/27(日) 21:56:06.93 ID:ssKULnhr0
今更だが、真美も「やよいっち」って呼んだと思う


129: ◆.fmcEFfgDM[saga sage]
2014/04/27(日) 21:56:55.67 ID:LZcgdNnY0
真「春香、どうする……?」

春香「どうするって……」

私たちがその場から動けないでいると、隣の部屋の扉が開いた。
以下略



277Res/130.94 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice