過去ログ - 春香「欲しい物が何でも手に入る館?」
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151: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/04/29(火) 21:59:06.11 ID:dj/Zce3o0
乾いた音が食堂に響いた。

美希は一瞬何が起こったかわからないといった表情をし、頬に自分の手をあてた。

響「美希、言っていいことと悪いことがあるぞ!」
以下略



152: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/04/29(火) 22:01:02.08 ID:dj/Zce3o0
律子「……響の言うとおり、今は疑い合ってる場合じゃないわ。こんなことが起きてしまった以上、それぞれの安全を確保することが最優先よ」

律子「これからは部屋にいるときは施錠を徹底すること。ノックがあっても相手が誰か分かるまでむやみに扉を開けないこと。食事の時間はあらかじめ決め、全員で行動すること。これを徹底しましょう」

律子「それと美希。あなたは私たちが何か隠し事をしていると思ってるみたいだけど、私から話せることは何もないわ」
以下略



153: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/04/29(火) 22:03:30.04 ID:dj/Zce3o0
竜宮小町の四人が先に食堂を出て、それを追いかけるように真と雪歩も出て行った。

それから少し遅れて、貴音が響を慰めながら食堂を後にした。

真美「ねえミキミキ、ちょっとお話したいんだけど」
以下略



154: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/04/29(火) 22:06:41.73 ID:dj/Zce3o0
───
──


部屋に扉を閉める。それから律子さんの言いつけ通り施錠をした。
以下略



155: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/04/29(火) 22:10:35.60 ID:dj/Zce3o0
美希「で、真美はどうしたいの?」

真美「そんなの、わからないよ」

真美「真美が『どうしたの?なんかあった?』って聞いても教えてくれないし、亜美のことが分からないなんて初めてだから、真美にはどうすればいいかわからないんだよ……」
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156: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/04/29(火) 22:12:23.93 ID:dj/Zce3o0
真美「じゃあ、真美は部屋に戻るね」

美希「なら美希も行くの。今一人で廊下に出るのは危険だから」

真美「うん!」
以下略



157: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/04/29(火) 22:15:40.40 ID:dj/Zce3o0
食堂でのこと、さっき部屋で話したことも合わせて、これまでのことを思い出す。

美希はここにきてから一貫して竜宮が怪しいと疑っている。

犯人かどうかはともかく、何か裏があるという点では真美と貴音さんも同意見だった。
以下略



158: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/04/29(火) 22:17:05.97 ID:dj/Zce3o0
───
──


ピピピピピ!
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159: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/04/29(火) 22:19:29.66 ID:dj/Zce3o0
真「は、春香!あれって……」

また扉が僅かに開いてる。

あの部屋は……
以下略



160: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/04/29(火) 22:20:37.94 ID:dj/Zce3o0
ガチャン

程なくして扉が開く。

美希「春香、みんな……。まさか!?」
以下略



161: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/04/29(火) 22:21:38.08 ID:dj/Zce3o0
律子「ねえ、あれって!?」

春香「まだ分かりません。一人では心もとなかったから二人を呼びました」

貴音「わたくしも同行してよろしいですか?」
以下略



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