過去ログ - 春香「欲しい物が何でも手に入る館?」
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178: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/05/01(木) 00:15:02.81 ID:p2n2aX6W0
春香「じゃあまずは千早ちゃんと最後に会った人は?」

伊織「私はやよいのことで食堂に集まった時が最後よ。解散してからは部屋から出ていないわ」

貴音「わたくしも同じく」
以下略



179: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/05/01(木) 00:17:01.71 ID:p2n2aX6W0
春香「あのときの千早ちゃん、ものすごく落ち込んでたね……」

律子「そうね。それこそ本当に自殺してしまうんじゃないかと心配するくらい……」

美希「でもあれは絶対に自殺なんかじゃなくて、千早さん以外の誰かの仕業だよ。それも相当千早さんを憎んでいた人による、ね」
以下略



180: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/05/01(木) 00:18:21.38 ID:p2n2aX6W0
伊織「第一発見者は?」

春香「真が異変に気づいて私を起こしに来たよ。そのときに隣の部屋の美希も起きてきて」

美希「真くんが気づいたときに部屋を覗いたりしてない限り、遺体の第一発見者は美希になるのかな」
以下略



181: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/05/01(木) 00:20:23.30 ID:p2n2aX6W0
貴音「では双海真美は?」

春香「千早ちゃんのことで食堂から解散した後、美希と一緒に私の部屋で話しをしていたよ」

伊織「話しって、どんな?」
以下略



182: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/05/01(木) 00:22:51.59 ID:p2n2aX6W0
律子「うーん、特に新しく分かったこととかはなさそうね……」

伊織「いえ、そんなことないわよ?そうねぇ……春香。ここまで話して分かること、あんたは何か気づかない?」

春香「え?」
以下略



183: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/05/01(木) 00:23:40.43 ID:p2n2aX6W0
それって、まさか……

美希「違うよ!美希はやってない!」

伊織「でも現状で一番犯行しやすかったのはあんたでしょ?」
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184: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/05/01(木) 00:28:18.47 ID:p2n2aX6W0
美希「絶対に美希じゃないの!美希はただ、ハニーの所に帰りたいだけなの!」

伊織「口でならどうとでも言えるわ。それに私たちを最初に疑ってきたのは美希の方じゃない」

美希「う……」
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185: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/05/01(木) 00:29:07.71 ID:p2n2aX6W0
伊織が立ち上がる。

伊織「これ以上何を話しても時間の無駄よ。私は部屋に戻る」

そしてドアノブに手をかける。
以下略



186: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/05/01(木) 00:30:05.42 ID:p2n2aX6W0
伊織「嘘……でしょ……」

廊下の向こう側の一部屋が僅かに開いている。

貴音さんがそこへ向かって一番に駆け出す。
以下略



187: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/05/01(木) 00:31:52.66 ID:p2n2aX6W0
貴音「……」

春香「その、貴音さん、大丈夫?」

貴音「……そういうことですか」
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188: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/05/01(木) 00:32:55.96 ID:p2n2aX6W0
春香「貴音さん!貴音さん!!」

虚ろな目をした貴音さんがフッとこちらに視線を向けた。

貴音「春香、犯人探しなんて無意味なことはやめて、一秒でも早くここから脱出するのです。わたくしにはその方法は分かりませんが、必ずやこの館にヒントがあるはず」
以下略



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