過去ログ - 春香「欲しい物が何でも手に入る館?」
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238: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/05/03(土) 21:13:44.92 ID:GwQz5bup0
春香「な……」

亜美「うそ……」

言葉を失った。
以下略



239: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/05/03(土) 21:17:27.57 ID:GwQz5bup0
───
──

高槻さんが死んでしまった日、私は部屋で泣いたわ。

以下略



240: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/05/03(土) 21:19:17.46 ID:GwQz5bup0
私は確かにそうなることを望んだわ。

でも、『私の死体』が欲しかったわけではない。

そこで気づいたの。
以下略



241: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/05/03(土) 21:20:21.93 ID:GwQz5bup0
多分もう、この頃には私の感覚は麻痺してたんだと思う。

そのとき私は、思いついてしまった。

『もし、死んだ私を見たらみんなはどんな反応をするか?』
以下略



242: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/05/03(土) 21:22:04.65 ID:GwQz5bup0
食堂で犯人探しに疑い合う765プロのみんながいた。

絆なんてものはありゃしない、醜く争う姿。

じゃあ、今まで過ごしてきた時間はなんだったの?
以下略



243: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/05/03(土) 21:23:33.50 ID:GwQz5bup0
ノックして私の名前を告げると、真美はあっさり扉を開けたわ。

『千早お姉ちゃん!』って、嬉しそうな声をあげてね。

かわいそうに。
以下略



244: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/05/03(土) 21:24:11.40 ID:GwQz5bup0
───
──

千早「これが全ての真相。……貴音さんが自殺したのは驚いたけど、あとは全部私がやったことよ」

以下略



245: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/05/03(土) 21:26:45.86 ID:GwQz5bup0
律子「う、ぐ!!」

千早「今さら何を言っているの?もう後戻りできるわけないじゃない!」

春香「千早ちゃん!」
以下略



246: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/05/03(土) 21:31:10.05 ID:GwQz5bup0
私は走り出していた。

千早「逃がさないわよ、春香!」

しかし千早ちゃんが一瞬で回り込み、私を踊り場から投げ飛ばす。
以下略



247: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/05/03(土) 21:34:36.61 ID:GwQz5bup0
カキンという金属のぶつかり合う音が響く。

千早「な、なぜ、あなたが!?」

貴音「ふふ、とっぷしーくれっとです。それに如月千早、あなたならどうしてわたくしが生きているか分かるはずだと思ったのですが?」
以下略



248: ◆.fmcEFfgDM[sage saga]
2014/05/03(土) 21:35:53.76 ID:GwQz5bup0
私は全身悲鳴をあげている状態で、なんとかそこまで這いずっていく。

届いた。

後はこの館内で聞こえる曲に歌をのせるだけ。
以下略



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