10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/25(金) 21:00:11.51 ID:6I5S2gV60
斧乃木ちゃんの存在自体が怪異そのものに酷似している為か、僕が連鎖的に怪異を引き寄せる性質なのか、もしくはその両方なのか。
斧乃木ちゃんが僕に関わる時は例外なく怪異が絡んでいる。
まさか、僕の与り知らぬところでまた765プロに怪異が迫っているのとでも言うのだろうか。
だとしたら、それは聞き過ごせない。
僕は警戒心を強め、斧乃木ちゃんを更に問い質す。
「怪異が、ここに現れるって言うのか?」
「ううん、僕がアイドルになるために来たんだよ、鬼のお兄ちゃん」
「…………うん?」
ちょっと待て、僕の耳が遠くなったのか?
それともここに来てようやくラノベ主人公の聴覚を手に入れたのか?
あの女の子からのフラグをバッキバキに叩き折ると言われる難聴は僕には必要ないぞ?
「アイドルのプロデューサーである鬼のお兄ちゃんの下に僕が来たと言うことは、僕がアイドルになるために決まっているじゃないか。頭大丈夫?」
「斧乃木ちゃんの頭の方が大丈夫じゃないと思うぞ」
「えへへっ、きらっ☆」
某緑髪の歌姫のように横にしたVサインを目の辺りで展開する斧乃木ちゃん。
でもやっぱり無表情だ った。
「りゅうせえにーまーたーがあってえー」
「やめろ! そして超棒読みで僕の大好きな歌を歌うな!」
「あそこにいるお姉ちゃんも歌っていたじゃないか」
「菊地はいいんだよ」
カバーだけど似合うし。
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