27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/25(金) 21:45:07.48 ID:6I5S2gV60
「お、おはよう」
「おう、おはよう水瀬」
水瀬は、あの日から何処か空々しいというか、まともに目を合わせてくれなかった。
昨日まであいさつもしてくれなかった位だ。
まあ、あんな目にあった挙句、両足を複雑骨折して腹に穴の開いた男が次の日普通に出勤してきたら普通は引く。
水瀬に距離を置かれるのは少々寂しいどころか自殺したいくらいに悲しいが、こればかりは致し方あるまい。
何にでも首を突っ込む僕の責任だ。
「ねえ、プロデューサー」
「ん?」
「その……今日まで言えなかったけど、この間のこと……」
「ああ、いいよ。悪い夢だったと思ってくれ」
「違うの!」
「?」
「その…………ありがとう、って、お礼、言いたくて」
頬を赤らめ、後ろ手でもじもじしながらデレる天使がそこに降臨した。
というか水瀬だった。
「……ざぃ」
「?」
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