過去ログ - 【まどか】承太郎「うッとおしいぞこのアマ!」杏子「あァ!?」【ジョジョ】
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/25(金) 22:30:20.87 ID:MA1WXdog0
”町に住んでいるとそれはたくさんの人と出会う”

”しかし普通の人たちは一生で真に気持ちがかよい合う人が一体何人いるのだろうか…?”

”母には父がいた。父には母がいた”

”自分はちがう”

”TVに出ている人とかロックスターはきっと何万人もいるんだろうな”

”…自分はちがう”


膝を抱えて私は考えていた。


”自分にはきっと一生、もう誰一人としてあらわれないだろう”

”なぜなら…あの敬愛していた先輩と分かたれた今、魔法少女の友だちなんて、誰もいないのだから”


発作のように訪れる暗い感覚が、私の胸を内側から突いていた。

折しくも、あの出会いの日…その前日の夜のことだった。『あの時』若干ながら情緒不安定だったのは、今考えるとそのせいかもしれない。

素肌では夜の外気がまだ仄寒い季節のことである。

その夜、悪い子の私に、日の出はずいぶん遠かった。


”目的が一致していた初めての『仲間』だった。先輩は、わずかな間だが気持ちが通い合った『仲間』だった”


心の奥底で静かに待ち望んでいた『救い』が、もし…もしも、私なんかの所に来てくれるなら…

それはきっと、似たような、魔法を扱う…少女の形をした……




【ジョジョ3部のネタバレあり】【あんこ】

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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/25(金) 22:33:07.48 ID:MA1WXdog0
日本  ある市と市の境目の霊園



ザッ ザッ…
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/25(金) 22:34:08.41 ID:MA1WXdog0
ボッ… フワァ〜…

ジョセフ「線香?っつったかな?こりゃーたまらん!カビの匂いじゃ!これを最初に仏にささげようとのたまった人間の精神を疑うな」

承太郎「おいジジイ…いつまでぼさっとしゃがんでやがる…”水撒き”はとっくに終わってるぜ」
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/25(金) 22:35:01.75 ID:MA1WXdog0
ジョセフ「イ良しッ!」ザッ!

承太郎「…行くか」

ジョセフ「と言いたいところなんじゃがの…承太郎。もうちっとだけステイじゃ」
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/25(金) 22:35:57.66 ID:MA1WXdog0
承太郎「…」チラッ

承太郎「…用意したっつう供え物が…まさか”饅頭”とはな…」

承太郎「あのジジイのセンスに任せた俺がバカだったぜ…ま、許してくれ、花京院」クイッ
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/25(金) 22:36:38.51 ID:MA1WXdog0
「ンー?このビミョーな時期に饅頭とは迷惑な供えモンだな…」ジロジロ

承太郎「…」チラチラ


以下略



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