過去ログ - 【艦これ】新城「この度の戦場は…なんともゆるいな。」【皇国】
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◆Q6qxUUjSFI
[saga sage]
2014/04/26(土) 23:24:24.36 ID:qVhg3YN+0
佐世保鎮守府内を散策していると、バルクホルンは庭園のようなものを見つけ立ち止まった。
バルクホルン「…雑草が生えているではないか。これでは作物が育たぬ。」
新城「意外だな。大尉殿は土いじりが趣味だったのか?」
バルクホルン「ああ。軍隊に入る前は毎日のように土をいじっていたさ。」
新城「…ならまたいじればいいんではないか?作物を育て、皆で食す。悪くないだろう?」
バルクホルン「そう…だな。そうしよう。」
猪口「…?あれは何でありましょうか?」
新城「…倉庫か?取り合えず覗いてみるか。」
三人は倉庫の扉を開けて、中を覗く。
新城「ふむ…工廠というところか?」
猪口「でしょうな。」
「うわぁぁぁ!人がいる!逃げろー!多分見られてないけどー!」
新城「…なんだあれは。」
猪口「夢でも…見ているのでしょうか…?」
バルクホルン「小人とはまたメルヘンだな…」
「ぎゃぁぁぁぁ!見えてる!見られてるぅぅぅぅ!隼鷹さーん!ヘールプ!」
大勢の小人がわらわらと逃げ出す。
「ん〜?なんかあったの〜?」
「あっ!隼鷹さん!男の人が急に入ってきて!それに私たちの事も見えてるみたいなんですー!」
隼鷹「おやまぁ。珍しいじゃないか!男で妖精さん達が見えるって聞いたことが無いねぇ!」
新城「…」
隼鷹と呼ばれた女性の手には一升瓶が握られていた。
猪口「…この度の戦場は自由なところですな。」
新城「なんか嫌になってきた。」
隼鷹「ん〜?どうかしたの〜?」
バルクホルン「…真昼間から飲酒とは…」
隼鷹「いいのいいの!くそったれな野郎が処刑されたんだし、祝い酒だよ!」
隼鷹「…で貴方達は何者ですか?ここは部外者立ち入り禁止ですが。場合によっては…」
目付きがガラリと変わる。
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