過去ログ - 久「咲は私のことが好きなんでしょう?」
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2014/05/03(土) 21:44:12.85 ID:a7NMgi0+0
まこには久が言っている言葉の意味がよく分からない。
しかし淡々と話す久は飲み物でもどうかと勧めてくる。
キッチンに向かう後ろ姿を追いながら、まこは全身から嫌な汗が噴き出るのを感じていた。
以下略
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2014/05/03(土) 21:48:33.77 ID:f/i3lxo/o
ひさぽよ〜
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2014/05/03(土) 21:50:22.01 ID:a7NMgi0+0
まこ「…あんたは咲のこと追いかけんのか」
久はコーヒーでも淹れるつもりなのかポットに水を注いでいる。
勢いよく流れる水道の音がやけに響いていた。
以下略
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2014/05/03(土) 21:54:27.98 ID:a7NMgi0+0
久「このマンションは咲に譲ると言ったんだけど、あの子のことだから遠慮でもしたのかもしれないわね」
まこ「―――婚約?」
久「ええ、先方たっての希望でね。私も正式に受けようと思っているの」
以下略
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2014/05/03(土) 22:02:20.83 ID:a7NMgi0+0
まこ「…どうしてなんじゃ」
久「まこ?」
わなわなと震える唇のせいでうまく話すことが出来ない。
以下略
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2014/05/03(土) 22:06:43.69 ID:a7NMgi0+0
振り返った久の表情は穏やかだった。
まるで用意された答えを述べるように溢れる言葉は滑らかだった。
久「私は誰かを特別に想ったりはしないわ」
以下略
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2014/05/03(土) 22:11:36.06 ID:a7NMgi0+0
中途半端に振り上げた拳を戦慄かせて耐える。
ようやっと下ろした腕は、しかし拳を緩めることは出来なかった。
まこ「………殴る価値もない。あんたがここまで愚かだとは思わんかった」
以下略
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2014/05/03(土) 22:16:55.51 ID:a7NMgi0+0
けれど、そんな風に久に失望しながら心の何処かで期待してしまうのだ。
久の服は皺だらけだった。
あんな乱れた格好を見たのは初めてだった。
以下略
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2014/05/03(土) 22:18:44.15 ID:a7NMgi0+0
続きます。
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2014/05/03(土) 22:23:31.69 ID:f/i3lxo/o
はよ
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2014/05/03(土) 22:28:16.67 ID:PYV8/6+q0
乙です
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