過去ログ - 久「咲は私のことが好きなんでしょう?」
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166:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/07(水) 22:13:11.64 ID:o8NHNpi30
秘めた想いだったはずだ。

誰にも知られずにいたかったに違いない。

咲がそう望むなら和はその決意を踏みにじることなど絶対にしたくなかった。

結局、和はドアに背を預けて座り込むことを選んだ。

時折漏れる咲の嗚咽を背中越しに聞きながら冷えた掌に白い息を吐き出す。


和には咲を満たすことは出来ない。

それならばせめて傍にいようと思った。

和(……ごめんなさい咲さん。だけどどうか、見守ることだけは許してください)

咲がこんなにも弱々しく泣いている。その相手が自分でないことは切なかったけれど、

咲の恋を応援しようと思った。

いつだって自分だけは味方でいようと思った。


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