過去ログ - 久「咲は私のことが好きなんでしょう?」
1- 20
226:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/19(月) 00:24:42.02 ID:lE/8mwDqo
成る程


227:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/19(月) 00:25:11.92 ID:FuXdEcdP0
久の放つ色気にあてられたのか、ぼんやりとしたまま頷いた彼女に久は微笑を濃くした。

そして鼻先を触れ合わせた後、唇を重ねる。

何処から見ても幸せな恋人たちの姿に違いなかった。
以下略



228:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/19(月) 00:30:23.96 ID:FuXdEcdP0
咲は浅く呼吸を繰り返すたびに小さな口が隙間を作るから、

酸素が回らないくらいの激しいキスをしてやる。

もっと溺れてしまえば良いと思いながら。
以下略



229:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/19(月) 00:33:35.50 ID:FuXdEcdP0
久(……っ)


久たちの立っている場所から数十メートル離れた店の中に咲がいた。

以下略



230:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/19(月) 00:36:25.72 ID:FuXdEcdP0
そう考えた瞬間、どろりとした黒いものが胸から溢れるような気がした。

咄嗟にこれ以上視界に入れたくないと思った。

しかし見開かれた双方は、目の前の光景から離すことが出来なかった。
以下略



231:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/19(月) 00:41:00.26 ID:FuXdEcdP0
気付かぬ内に力を込めていたのか、腕の中にいた婚約者が小さく呻いた。

反射的に手を離したけれど、普段の久であれば当然したであろう詫びの言葉すらおざなりだ。

一体どうしたの、と尋ねられても上手く答えられない。
以下略



232:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/19(月) 00:44:10.88 ID:FuXdEcdP0
久「…ごめんなさい。急に腕を引かれて驚いただけよ」

久「それに向こうは私の知らない友人といるようだし、今日のところは声をかけるのを止めておくわ」

口早にそう言ってくるりと背を向けた。
以下略



233:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/19(月) 00:46:36.45 ID:FuXdEcdP0
その後のデートは散々なもので、気分が優れないと言って早くに別れた。

心配して家までついてこようとする彼女をなだめすかして一人帰路につく。

別れ際、彼女が寂しげに次は家にお邪魔したいな、と呟いた時
以下略



234:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/19(月) 00:47:30.12 ID:FuXdEcdP0
続きます。


235:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/19(月) 00:48:35.01 ID:FiqEZAZMo
乙乙


236:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/19(月) 00:55:29.59 ID:3s4eAfXGO
和は達成出来なかったが、久の顔を殴りたい


386Res/181.91 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice