過去ログ - 久「咲は私のことが好きなんでしょう?」
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344:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/05(土) 22:47:54.62 ID:z/W3xD2r0
もう少しで着こうかという時、ふいに扉が開いた。

もしや咲が久が帰ってくることを知って表に出てきてくれたのだろうか。

自然と緩む口角を抑えて、久はつとめて冷静に声をかけようとした。


久「え…?」

しかし出てきたのは咲ではなかった。

つり目がちな瞳の、見知った女性。

久「…池田さん?」

そこにいたのは、つい数週間前まで咲とともにいた華菜だった。

華菜も久に気付いたのかゆっくりと視線を向ける。

華菜「ああ、竹井さん。久しぶりだし」

一瞬驚いたような表情を浮かべた華菜がすぐに笑みを浮かべて話しかけてくる。

久「どうして、あなたが」


嫌な汗が噴き出した。

声は自分でもわかるくらいみっともなく震えている。

どうして華菜が久の家から出てくるのだろう。

久がいない間に咲が部屋に上げたのか。


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