過去ログ - 久「咲は私のことが好きなんでしょう?」
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352:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/05(土) 23:25:48.39 ID:z/W3xD2r0
まこ「…じゃあわしらはそろそろ退散するかの」

華菜「またな、咲。いつでも戻ってきていいし!」

二人はそう言いながら久たちの横をするりと擦り抜けていく。

ふと、頭の後ろに組まれていた指を解き、華菜が前を向いたままひらりと手を振る。

それを見た瞬間、咲は思わず叫ぶようにその名を呼んでいた。


咲「池田さん…っ!!」


言葉にならない咲の髪をあやすように撫で、久がその先を繋げた。

嗚咽を漏らす咲が言いたかったことは、すでに十分すぎるほど伝わっていたから。


久「―――…ありがとう」


シンプルな一言。

ただ、その五文字に久と、咲の感謝の気持ちが全て詰まっていた。



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