過去ログ - 久「咲は私のことが好きなんでしょう?」
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366:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/06(日) 16:49:43.69 ID:TkA5HZap0
咲「あ、あの…っ、そういえば今日池田さんと染谷先輩が来てたのは、私達を麻雀に誘うためだったんです…っ」

咲「和ちゃんや福路さんも集まってるらしいですよ!あの、だから…っ…んうっ?!」

口早に話していた咲の唇は、最後まで言葉を紡ぐ前に唇ごと食べるように塞がれた。

突然のことに瞳を見開く咲を余所に唇を塞いだ張本人、久は好き勝手に唇を蹂躙していく。

咲「ん、…っ ふ…」

今までの軽い口付けとは違う明らかに本気のキスに、咲は動揺しつつ何とか酸素を取り込もうと唇を開いた。

すると待っていたとばかりに唇の隙間から歯列を割って久の舌が入り込んでくる。

焼けるように熱い舌は咲に呼吸を整える余裕も与えないまま歯裏をなぞり上顎を舐った。

反射的に逃げようとしていた咲の舌を吸い、絡ませる。

ぴちゃぴちゃと濡れた音と共に含みきれない唾液が口端から零れていく。

暫く濃厚な口付けを交わし、咲の思考がままならなくなった頃、ようやく久は唇を離した。

まだキスしかしていないというのに大きく胸を上下させた咲は少しでも酸素を取り込もうと必死になっていた。

ぼんやりと顔を上げれば、困ったように微笑む久がいた。

久「咲を好きだと自覚して、一つ気付いたことがあるわ」

咲「…?」

首を傾げる咲に久は小さく頷くと、唾液に濡れた咲の唇を親指で拭った。

久「私はね、どうやらとても心が狭いらしいの。咲の口から他の女の名前を聞くだけで嫉妬で胸が熱くなる」

咲「っ!!で、でも、池田さんたちは友人で…っ、ぁ…っ」

久「――…今は、私のことだけ考えて」

嫉妬と欲望を孕んだ声音は咲に再び熱を灯らせるには十分だった。


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