4: ◆mzbntfYQX.
2014/04/28(月) 00:46:26.53 ID:k9ZKnhcj0
朝 8:50
木場真奈美「おはようございます。ん、誰もいないのか?」
真奈美「?…なんだ、この世界と書いてあるボタンは…。」
真奈美「まあいい、Pは…来ているようだが、どこだ?」
ウィーン
真奈美「!? 事務所の床が!?」
ウィーン ガション
ヘレン「グッモーニン、真奈美。押してくれないとは釣れないわね。」
真奈美「ヘレン!?どこから出てきた!?」
ヘレン「そう、普通ならそういう反応をするものよね。彼は私と違う世界観を持っているというのかしら。」
真奈美「どういうことだ…?」
ヘレン「かくかくしかじかよ。」
真奈美「それは単純に慣れただけじゃないのか?私とキミは、彼とはスカウトされてからの仲だ。付き合いも長い。」
ヘレン「慣れ…ね。新しい刺激が必要ね。」
真奈美「相手に合せて自分を変える。外面を見て協調するのはキミの思う「世界」の本質と矛盾するんじゃないのかい?」
ヘレン「言ってくれるわね。現状に満足していては世界の広がりを先導することはできないわ。」
ヘレン「変化に遅れをとっているというならなおのこと、新しい自分を見つけていくのよ。」
ヘレン「常に先頭に立って、人には考えつかない世界を見せ続けることがアイドルたらんとする意志力よ。」
真奈美「皮肉のようで悪いが、私もキミも、前回の選挙の結果は芳しくなかったと思うが、その点についてはどうかな?」
ヘレン「別段気にしている様子でもないから、手心を加えずにいうけど、まだそんなものに囚われているの?」
ヘレン「こんなものに囚われているならまだまだよ。私が立つここが世界の中心であり、最先端。」
ヘレン「彼女たちも素晴らしい世界の頂にいることは間違いないけれど、誰も私の世界において、私の先には存在しないわ。」
ヘレン「私が私であるという、ただ一点においては誰にも負けない。もちろん他でも負ける気はさらさらないけど、無論、それはあなたも同じよ、真奈美」
真奈美「フッ…。忠告痛み入る、世界のヘレン殿。」
ヘレン「悪い気持ちではないわ。」
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