過去ログ - 亜美「皆は恋をしている」
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12: ◆kcyZIFYucg[saga]
2014/04/29(火) 11:17:43.40 ID:1o6nbIfDO
亜美「ただいまー」ガチャ

雪歩「おかえり亜美ちゃん。今からお茶淹れるけど、亜美ちゃんも飲む?」

亜美「飲むYO!」

雪歩「ふふっ、ちょっと待っててね」パタパタ

亜美「あいあーい。兄ちゃんももうすぐ帰ってくるらしいから、二人分でよろよろ〜」フリフリ

雪歩「う、うん!…新しいお茶っ葉、よろこんでくれるかな…?ふふっ」ニコニコ


亜美「…お、テーブルに置きっぱにされたこれはもしや…ゆきぴょんの詩集!」

亜美「ヒマだし読んでよーっと」パラパラ

亜美「何々…?

『粉雪の中、真っ白な世界、あなたの温もりだけを感じている。
ふわふわ甘い、あなたの吐息。見つめ続けたらとろけてしまいそうな、あなたの目。私の体を繊細に伝って抱き締めてくれる、あなたの指。
ずっとずっと、包まれていたい。あなたの優しい魅力の中に、融けて混じってしまいたい』

…わお」

雪歩「亜美ちゃあああああん!」ガバッ

亜美「oh…ゆきぴょん。何か…勝手に読んでごめんね?」

雪歩「せめて音読しないで!?もし誰かに聞かれてたかと思うと私…私…!」アワアワ

P「…」

雪歩「…」

P「…ただいま」

雪歩「お、お帰りなさい…」プルプル

P「その…何だ。俺は…雪歩らしくて素敵だと思ったぞ?」

雪歩「は、はい…」カアアア

亜美「兄ちゃん。一応聞くけどさ…どこから聞いてた?」

P「『粉雪の中で』の所から…」


雪歩「ーーーーー最初からじゃないですかああああっ!」チャキン


P「うおっ!?」

雪歩「こんな、こんな恥ずかしいポエムしか書けない私なんて!穴掘って埋まってますうううううう!!」ドババババ

P「雪歩ーーーー!」


亜美「あー…兄ちゃん。これ、ゆきぴょんの淹れてくれたお茶」

P「ああ…ありがとう」ゴクッ

P「うん、美味い」

亜美(今回は亜美も悪かったなあ。ごめんよゆきぴょん)ゴクゴク


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