過去ログ - 京太郎「俺たちの絆パワーでお前を倒す!」白望「part7だけど……ダル」
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69: ◆kWjiTwUN.I[saga]
2014/04/30(水) 14:05:13.79 ID:4uWc1R2u0
※これは特に本編と関係ありません

※『牌に畏れられた男:破壊者ルート』のCM的なもの



特に、暑い夏だった―――


『噂』
田舎の噂の回り方は尋常じゃない、さらに言えば学生達の噂の回り方はさらに尋常じゃない
それでも、『噂』や『都市伝説』と称されるそれを信じる人間なんて極僅かだろう

京太郎「噂?なんの噂だよ」


良くない噂というのは良いうわさよりはるかに伝わるのがはやい、むしろ都市伝説と呼ばれるような何かは、すぐに所属する部活の仲間たちから伝わる

智紀「吸血鬼だって」

未春「吸血鬼だよ!」

智美「吸血鬼だってさ」


だからこそ、関わった
それからの彼の眼に起こる異変は、自身に災厄を呼び覚ます禁忌

京太郎「な、今まで……卓と牌にしか見えなかったのに、この線と点っ」


選択による未来―――『生』と『死』

京太郎「なんであいつが死ななきゃならない!」

京太郎「大事なくて良かったよな」


ただの『噂』のはずだった
なんでもない都市伝説であり、なんでもないただの幻想

京太郎「違うっ、俺のこの眼は麻雀のためのっ……こんなことするための」

???「でも、私の“知り合い”だって、それと同じようなモノを同じように使ってたよ」


それでも、噂だったモノを―――

???「それが―――」

京太郎「これが―――モノを殺すということだ……!」


人知れず、誰に知られるわけにも行かず、誰も関わらせるわけにもいかず
たった二人、人間と人間じゃない者でその『噂』を殺す

京太郎「俺に、なんでこんな眼を与えたんでしょうね?」

???「さぁ、でも……私もこんな体になった時に一度は恨んだよ、神様」


麻雀をやるだけの、ただそれだけのモノだった

ただ純粋に部活をして、それだけですべてことが済むと思い込んでいた

猛暑が続く夏の日、須賀京太郎は“生きている噂”を―――殺す―――


京太郎「生きてるのなら、神様だって殺してみせるさ」



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