過去ログ - 仗助「じょりんとグレートな日々」 第四部 『だいたい今度もくだらない』
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◆t8EBwAYVrY
[saga]
2014/07/23(水) 01:43:42.68 ID:MFJDuDEv0
億泰「この前からよ、重ちーのやつが学校に戻ってきたじゃねーか。中等部だがよォー」
仗助「ああ、火傷やらで入院してたのがやっと退院できたらしいな」モグモグ
康一「前から思ってたんだけど・・・重ちー(まだ言い慣れてないケド)のケガをどうして仗助くんのスタンドで治さなかったの?」
仗助「そりゃー俺も治そうとしたぜ。だが重ちーの野郎が・・・」
重ちー『このケガはおらだけの力で治してみせるど!いつまでも仗助たちに助けてもらってばっかりじゃないんだど!おらだってがんばればできるんだど〜!』
仗助「・・・つってよォ〜ッ、俺の世話にはならねーって言い張ってたからな。何を意地になってやがんのか・・・」
億泰「聞けって俺の話をッ!そんでよ・・・・・・まあなんつゥーかアイツは俺達のコーハイってわけだろ?アイツが退院して・・・なんか改めて『コーハイ』てもんを認識してよ」
億泰「今俺ん家でアナスイとオンナスイも面倒みてるだろ?だからなんつーか・・・自分よりも年下の連中が周りにけっこういるんだなーって思ってよ」
億泰「だから・・・なんか俺が『しっかりしなくっちゃあな!』って思ってな。アナスイ達にふがいねー姿は見せれねーし、重ちーみてーなコーハイ達にも『カッコイイセンパイ』って思われなきゃあってな!」
康一「・・・」ニコ
仗助「つまり・・・アナスイとオンナスイ、重ちー達にイイカッコウしようってことか?それで勉強頑張ってるってことか?」
億泰「まあそういうことになるな!それに留年なんてしてらんねーからよ俺ァ」
仗助「留年気にしてんのか・・・お前でも」
億泰「俺よ・・・高校卒業したら真剣に料理のこと学ぼうと思ってよ。今も色々勉強してんだぜ」
康一「!・・・料理人になるの?」
億泰「おうよ!料理のこと学んで、いずれこの杜王町で自分の店を開きたいんだよ。俺・・・夢を見つけたんだよ。この町で自分の店を持つって夢をよ!」
仗助「・・・そうか・・・スゲーじゃねーか。カッコイイと思うぜ億泰」ニコッ
億泰「そんでキレーな嫁さんもらってよ、かわいい子供と皆で杜王町に住みながら料理屋してよ、たまーにお前らが腹ァすかせてやってくるんだ。それを俺は笑いながら迎えるんだよ」
億泰「腹ペコのお前らに俺は『しょうがねーな』って言いながらめちゃくちゃ美味ぇ飯を食わせてやって、お前らはツケだっつって小銭だけ出してよ、『また来るぜ』って言って帰ってくんだ」
億泰「俺と嫁さんと俺の子は『あいつらは本当にしょうがねー奴らだ』って言って笑いながら過ごす。そんな和やかな店を持ちてーんだよ」
康一「・・・仗助くんならそういう感じになりそうだよね」
仗助「おいおいッ!俺がお前の店にタダ飯食わせてもらうってのかァ〜ッ!?そこんとこの未来予想図は修正しろコラァーッ!」
億泰「ダッハハハ!ついでにその頃お前はまだ独身の予定だ!」
仗助「テメー億泰ッ!コラァッ!」
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