17: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/04/30(水) 20:25:42.04 ID:IFdEPb8do
少し茶色がかった髪の毛に、(比較的)豊かな胸を持つその女子生徒は、
綾の中学時代からの親友である、猪熊陽子である。
「さっき播磨くんと話をしてたよね」
陽子は興味深そうに聞く。
「え? ああ。しののことで少しね。それがどうしたの?」
「播磨くんってどんな感じ? ちょっと近づき難いところあるけど」
「いや、別に。普通だよ。見た目があれだけど。まあ何考えてるのかわかんないところもあるけど」
「そうなんだ」
「……、まさか陽子も彼に気があるとか言うんじゃないでしょうね」
「……え?」
一瞬言葉を詰まらせる陽子。
「本当に気があるの?」
「違うよ綾。私が興味あるのは――」
「興味あるのは?」
「播磨くんのカラダ」
「身体?」
「いや、なんていうか。服の上からでもわかるけど、すごく筋肉ありそうじゃない?」
(そうだった。陽子は筋肉マニアだったか)
綾は中学時代のころを思い出す。
「写真、撮らせてくれないかなあ」
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