過去ログ - 照「激しく燃えた夏の日の夜」
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21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/01(木) 21:06:08.51 ID:CH8thVAr0
菫「淡、ここに宮永咲はいる」

 菫先輩に連れていかれた先は女子刑務所と呼ばれる所だった。
 少年院のワンランク上だと思えばいいらしい。

 壁に隔てられたその中に私と菫先輩は入り、手続きを済ませる。
 面会室へと通された私達の先には少し痩せたサキがガラス越しに座っていた。

淡「サキ、久しぶり。元気だった?」

咲「どう、だろう? 体は元気かな。淡ちゃんは……そうでもないみたいだね」

淡「お陰さまで。菫先輩、もういいです。二人で話がしたい」

菫「いや、しかし……」

淡「お願いします」

菫「……分かった」

 菫先輩を見送った私はサキへと向き直る。
 地味な囚人服を着たサキの瞳には光がない。生気がないと言った方がいいかな?


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