過去ログ - 「死して華咲くは狂奏の夕べ ─矢澤にこ編─」
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6: ◆hjwFaAU9TE[saga]
2014/05/01(木) 21:22:30.57 ID:quvCacI+o

太陽よりも眩しい我が愛妹の笑顔

それを見て私も嬉しくなってくる

たまには、二人でお出掛けするのも楽しいかも


にこ「なら早く支度しないとね」

ココロ「す、すぐ準備するから待っててっ! お姉さまっ」

にこ「ふふっ♪」


ココロは焦る手つきでクローゼットを開け、外行き用の洋服をいくつか取り出した

それらひとつひとつを自分の小さな身体にあてがい、鏡に映し出す


ココロ「うーん……うーん……」


どうやら悩んでる様子

ココロももう立派な淑女の一人。その気持ちは大いに共感できる

並べられている洋服はどれもココロの年齢を考えれば大人っぽいデザインばかりだ

対するココロも同年代の女の子達に比べれば幾分大人びているし、内面もしっかりしている

気も利くし、私のことを慕ってくれている自慢の妹

だからこそ、その小さな頭の中で色々と考えてしまうのだろう

もしかしたら今、私が着ている服とのバランスとかまで考えていたりして?

真剣に鏡と向き合い、悩ましげな表情を浮かべているココロがとても愛しく、いつまでも見ていたいとさえ思えてくる


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