過去ログ - 八幡「お前の21歳の誕生日、祝ってやるよ」雪乃「……ありがとう」
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388: ◆UYOMNZkX3A[寝る]
2014/08/05(火) 05:26:12.43 ID:WMOd6RBDO


「フィクション物語のような展開なのに、現実で実際に起こるなんてね」

「……そうだな」


手遊び感覚で、つい大根をほぐしつづけてしまう。

楕円形だったのが、少しずつ小さな一口サイズにカットされていく。


「……嬉しかったの」


彼女がそう口にすると、俺の手がピタッと止まる。


「あの時に思った、率直な感想」

「………………」

横目で彼女を覗くと、部屋の照明がオレンジがかっているせいか、頬が朱に染まっているように見えた。

……いや、違う。


「そして……」


見えた、じゃない。


「……その気持ちは、こうして過ごすいまも、変わらない……」


事実、映っていた。






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