過去ログ - -Conquest for this beautiful world-
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/03(土) 02:24:23.41 ID:p0yLLmjf0

「世界は美しくなんてない…」

銀髪の幼女は、夜の闇に拳をかかげて

「…だから、私が美しくする!!」

その旅人と、物言うモトラドに演説を朗々と、
そして自慢げに一席ぶつのであった。



クロス要素あり、メタあり、やや崩壊

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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/03(土) 02:33:20.52 ID:2dpxoZqG0
第?話

「武装の国」
-Photographs and Weapons-


3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/03(土) 02:48:24.05 ID:f/i3lxo/o
我らがズヴィズダーの遍く世界に


4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/03(土) 03:03:07.49 ID:kFqACMps0
ある国にちっちゃなモトラドと一眼レフカメラを携えて、
トラックを運転する女の子がおりました。

見かけからして十六か十七であろう彼女は、写真を撮るのが得意で、故にそれを生業としていました。

以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/03(土) 03:20:04.46 ID:NnSYTbi/0

新商品!と書かれたメモ書きと一緒にケースに収まっていたソレは、
大型で黒い色をした、ハンドパースエイダーでした。

パースエイダーとしての機能美と、作り手のセンスが遺憾無く発揮されたデザイン性がバランス良く混在して、
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/03(土) 03:33:07.72 ID:HyIUEynm0

「しばらく時間をいただきます、写真が出来しだい連絡を差し上げますので!」

女の子がそう言うと、男の人は感謝の言葉を述べ、品だけを置いて帰っていきました。

以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/03(土) 03:47:35.91 ID:EIUTq+jO0

早速お客さん宛に電報を打つと、その日の午後には銃と写真を取りに同じ男の人がまた訪れてきました。

「いやぁ、聞いてたとおり、いい写真ですな…うんうん」

以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/03(土) 03:59:42.31 ID:WDwTeZRS0

その写真を撮って送ると今度はそれとは別の物が、

また写真を撮って送るとまた別の物が、という感じで
女の子は次々に、様々な銃器の写真を撮っていきました。
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/03(土) 04:14:07.91 ID:ihV8L0WW0

そんなご機嫌な毎日の中、女の子はある日、ピクニックに出かけました。

近くの原っぱまで、ぺぺぺぺぺぺぺ、とちっちゃなモトラドを走らせて

以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/03(土) 04:28:30.63 ID:LydzLwsz0

帰り道、モトラドからエンジン音に混じって、女の子に語りかける声がしました。

「気にすることはねェと思うがよ…別にお前さんが撃ち殺すわけでもねーんだし」

以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/03(土) 04:31:05.80 ID:ihV8L0WW0

そんなお人好しを乗せて、皮肉屋が行く

ぺぺぺぺぺぺぺ
ぺぺぺぺぺ


12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/03(土) 10:10:15.33 ID:IYUOohg20
第?話

「美しい征服・b」
-not a slave・b -


13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/03(土) 10:25:02.27 ID:+JO7vRyk0

「エルメスは、そんなものが美しいなんて思うかい?」

荒野を走る中、その旅人は自分の運転するモトラドに問いました。

以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/03(土) 10:35:56.53 ID:WDwTeZRS0

「真四角に切り出された石が、綺麗に並べられた石畳の上を走るのは気分がいいからね」

「それはまた、モトラドらしい意見だね」

以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/03(土) 10:41:05.61 ID:ocViHDh30

そこからキノは2時間、たっぷり時間をおいてから
それこそ、日が沈みかけた頃になって

「…人は旅ができるんだろうね」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/03(土) 10:44:53.11 ID:ocViHDh30

どれだけ彫刻に苦心しようと

正方形の美しさにはかなわない

以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/03(土) 10:47:26.46 ID:ocViHDh30
第?話

「征服される国」
- must die.-


18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/05/03(土) 11:03:30.83 ID:kFqACMps0

かの国はまさに、飢餓状態にあった。

正確にいえば食糧自体は足りていたのだが
その量は本当にギリギリだった。
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/03(土) 11:14:31.53 ID:++dWQYB+0

そんなところ、遠くからその国を見つめる目が4つあった。
丘の上の森の中に停まった黄色い車の中から2人の人間が、その国を見下ろしていた。

片方は白いシャツにパンツルックの女性、もう片方はラフな格好をした少し背の低いハンサムな男性。
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/03(土) 11:30:29.59 ID:kFqACMps0

「戦争ってのは難儀なもんですね、ああ、この場合は内紛ですか…」

「………」

以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/03(土) 11:42:25.58 ID:NrukuqNw0

でもまあそこは軽口なので、蝋で固く閉じたように見えた唇も、次の瞬間には簡単に開いてしまうのでした。

「今回、どれくらいの入りが見込めますかね?」

以下略



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