過去ログ - 千早「my song」
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/03(土) 22:21:54.50 ID:wJvh996L0
「歌えないのに曲をもらってどうするつもり?」

「歌います。必ず」

「そうは言っても今現在アンタの声は生きてないだろ?」
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/03(土) 22:26:25.92 ID:wJvh996L0
アタシが渡すのは曲だけだよ。と言い、楽譜を与えてくれた。

昨日完成したばかりだったらしい。

きっと私は春香達が歌声を取り戻した時に、昔の私と決別したと錯覚していたのだ。
以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/03(土) 22:30:39.61 ID:wJvh996L0
楽譜を受け取ると、私は走り出していた。

電車に乗り、昨日の電気街へ。昨日の広場へ向かっていた。

そこには昨日の体の小さな少女がいた。
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/03(土) 22:35:43.93 ID:wJvh996L0
ユイに作詞の依頼をした。

出来るかどうかは問題ではない。ただ、ユイに詞を付けてほしかったのだ。

ユイは快く受け入れてくれた。
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/03(土) 22:43:02.61 ID:wJvh996L0
作詞が完了したというので、詞の付いた楽譜を受け取りに約束の場所まで向かった。

待ち合わせ場所までもう少しのところで、私を呼ぶ声が聞こえた。

「千早さーーん」
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/03(土) 22:50:49.21 ID:wJvh996L0
「千早さん!?大丈夫ですか!?」

視界が少しずつはっきりしていく。目の前には高槻さんが…。

「ここは?」
以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/03(土) 23:11:28.93 ID:wJvh996L0
春香によると、ユイはまだ脈はあるが、回復は極めて困難な状態らしい。

「それと、これ」

千早さんへ。と丸文字で宛名書きされ、丁寧に包装された封筒の中には楽譜が入っていた。
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/03(土) 23:28:21.13 ID:wJvh996L0
その一週間後に新曲『my song』を発表。

更にその一週間後にユイが目を覚ました。

ユイは目を覚ますなり私の新曲を聴いて喜んでくれた。


28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/03(土) 23:36:04.95 ID:wJvh996L0
後日、私は普段765プロがお世話になっている作詞家さんと作曲家さんに頼んで曲を作ってもらった。

その曲を岩沢さんに渡し、『my song』と名付けた。

岩沢さんはその一年後に歌手としてデビューすることになったのだった。
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/03(土) 23:39:29.11 ID:wJvh996L0
終わりです。読んでいただいた方、感謝です。

最後が投げっぱなしになってしまい申し訳ありません。

岩沢さんやユイなら千早と上手くマッチすると思ったのに、どうしてこうなった。
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/03(土) 23:46:50.61 ID:ko9IFhwAO
おつおつ


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