過去ログ - ことり「雉も鳴かずば撃たれまい」
1- 20
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/05/03(土) 22:57:39.26 ID:rmtlvKBk0
「ん?」
「あっ……」

穂乃果が絵里を見上げて顔を真っ赤にする。
彼女の制服の胸部分が歪な形に膨らんでいるのを見て、絵里は自分が何をしたか悟った。

外したのだ。ホックを。まるでハーレムもの少年漫画の主人公のような手つきで。

「もう、元気なんだから……えりちゃんのえっち…」

絵里の思考回路が全力で再起動する。
ここは保健室でベッドの上。
抱き合っている二人。
背中を優しく撫でて下着を外したらこれからどうなる?
穂乃果は状況を受け入れている。
バレンタインのPV撮影以来見せたことのないようなセクシーな表情。
恥ずかしそうにこちらを見ながら瞳を閉じる。
下級生から沢山チョコもらって困り顔したけど、実は大好きなチョコがいっぱいで嬉しかったのよね。
穂乃果の唇が迫る。絵里の一歩を待っている。
今更だけど3年生と1年生に同じバレンタインPV撮影の思い出があるのに季節が秋ってやばくない?

「…はっ!?」

雑念に思考を阻まれ、気づいたときには既に穂乃果との唇の距離は5cmにも満たなかった。

穂乃果は動かない。なぜなら彼女は誘い受けだから。

絵里は動けない。なぜなら保健室のドアが開いているから。そしてその向こうに見知った顔があるから。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
71Res/48.45 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice