過去ログ - 千代田「千代田はやっぱり千歳お姉が心配だから……」提督「」
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◆vkx/VtAX92
[saga]
2014/05/04(日) 15:54:03.69 ID:ZebQp2Xv0
右隣の提督執務室 07:57
あきつ丸「あ、古鷹殿に隼鷹殿、おはようございますであります。それと、大変恐縮なのですが提督殿を縛りつけるのに手間取っているため、もう少しまっていただけないでありますか?」
右隣の提督(以下右提督)「ンー、ンー!!」ジタバタ
扉をあけると、そこは雪国だった。執務室の床に雪が積もっている。それどころか、窓枠や机、棚といったものにも雪が積もり、そして入った途端、隼鷹と古鷹を極寒の冷気が包む。思わず身震いし、思わず二人はガラス戸から向こうの、外を眺めるが5月上旬のさんさんとした陽気のもと、中庭に紅色の躑躅(つづじ)の花が心地よさそうに風に揺れていた。
間違っても雪の季節ではなく、さらに此処は屋内であり、仮に季節外れに雪が降ったとしても執務室に積もることは皆無であろう。
執務室は通常、そこで執務を執る提督のために各々カスタマイズされている。洋風にするも、和風にするもその提督の趣味である。だが、雪を積もらす家具や道具など聞いたことがない。もしかしたら自分の知らない所でそのような家具が実装されたのか? と古鷹は一瞬疑問への糸口を見つけたつもりがした。
が、
その雪が積もった床に簀巻きにして隣の提督を拘束している、陸軍のコートを着込み、頬がリンゴのように真っ赤に染まったあきつ丸が目に映った。
「あまりの寒さに」コートを着込んだあきつ丸が。
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