過去ログ - イギー「自分語りなんて柄じゃねーが……」
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16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/04(日) 00:50:25.23 ID:R09K/hMAO
 あれは偶然だった。ジムのプールで体を押さえ込まれ沈められ、溺れそうになった時だ。『アイツ』の使い方を知ったのは。

ババア「プールで泳ぐのよ!」ザボッ

イギー「ガボッ(バ、ババア! テメー何しやが……!)」

ババア「お上手に泳いでいるわね!」

イギー「ガボッガ……(し、死ぬ! このままじゃあ死んじまうッ!)」

フール「…………」

イギー「ゴボゴボッ(何ボサッとして見てやがるんだ、テメーはよォー! おれが死んだらお前も死ぬんだぜ!?)」

フール「…………」

イギー「グ……(空気が……)」

 水の底、気付くとおれはドームの中にいた。触れるとドームは砂でできていると分かる。『アイツ』だ、『アイツ』がやったんだ! アイツが変形しておれを守ったんだ!

イギー(へ、へへ……やりやがるじゃあねーか)

フール「…………」

イギー(とんだ『愚か者』だぜ、テメーは……おれをギリギリまで溺れさせてから助けるなんてよ……)

フール「…………」


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