過去ログ - P「安価でアイドルに復讐する。4スレ目」【王道か外道か】
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881: ◆JGz529Vgk2[saga]
2014/05/19(月) 22:59:37.83 ID:wDv2IO190
ライア「逃げるだなんて酷いじゃないか……彼女はそういいました。そこですぐに逃げればよかったのですが、彼女は思わず立ったまま呆けてしまいました。認識が追い付かなかったのでしょう。無理もありません」

マキノ「無理もない?」

ライア「だって不良の彼女の右腕がなかったのですから。それだけではありません。足も変な方向に曲がり、ヨタヨタとしてたのですから。その姿はまるでゾンビ」

マキノ「ゾンビ設定をそんな風にアレンジするなんて……侮れないわね脚本家か演出家」

ライア「アイツらに腕とられちまったよぉ……いてぇよお…………悲痛な声が聞こえてきます。だからお前のくれよぉ!」

マキノ「ヒッ!」

ライア「彼女はまた逃げだしました。近くの教室の窓から逃げようと思い、教室に入り窓を開けようとしました。ですが開きません。それなら割ってでも! ビクともしません。他の出口を探すため彼女はまた走り出しました。一階……二階……三階……全てが開きません」

マキノ「最悪ね」

ライア「そして後ろからはあの不良の声がします。逃げるなんて酷い……そんな恨めしそうな声が夜の冷たい校舎に響きます。彼女は堪らず声のする方とは反対に逃げました。そしてまた出口を探し始めます」

マキノ「け、結果は?」

ライア「結果、彼女は今でも校舎内を走っています。不良から逃げるため必死に……」

マキノ「…………」

ライア「……顔が青いですけど大丈夫ですか?」

マキノ「え、えぇ話は以上かしら」

ライア「はい」



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