過去ログ - 相模「それでは文化祭の定例ミーティングを始めます」
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237: ◆0NaiNtVZPPaZ[saga]
2014/05/20(火) 20:32:56.06 ID:7uh0np170
奉仕部部室

ガラガラ

八幡(奉仕部の扉を開けた先にいたのは、頬を涙で濡らしながら外を眺める相模の姿だった)

八幡(誰もいない教室で少女が一人、儚げに佇むその絵は思わず目を奪われてしまいそうなほど美しいもので声を掛けるのをためらってしまう)

八幡「……よう。ずいぶんとくつろいでるみたいだな」

相模「ひき……がや?な、なんで……」

八幡「なんで屋上に行かなかったか、か?」

相模「…………」

八幡「一人になりたいときは屋上に行く。屋上の鍵は壊れてて誰でも入れる。それにちょっと聞いて回っただけでお前が屋上に向かって階段を上ったって証言も手に入った」

相模「なら……」

八幡「だから絶対にそこにはいないと考えた」

相模「…………」

八幡「手がかりが多すぎんだよ。あんなの俺に疑えって言ってるようなもんだ」

相模「あ……」

八幡「……なあ、お前がなんで今になってこんなことをしたのかは、多分、エンディングセレモニーまでの時間を引き延ばさせるためか?」

相模「それをしてウチになんのメリットがあるの?」

八幡「俺と雪ノ下との不和の解消」

相模「……すごいね、バレちゃった」

八幡「やけに俺と雪ノ下とのことを気にしてたみたいだからな」

相模「うん……ウチが過去を変えたせいで比企谷と雪ノ下さんが仲直り出来なくなるんじゃないかってすごい不安だったから……」

八幡「……お前のおかげでなんとかなりそうだ」


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