過去ログ - ほたる「私がふたなりで及川さんと桃華ちゃんを犯すふたなり百合SS…?」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/05(月) 13:24:45.00 ID:MoZCkflmo
ほたるちゃん14歳、及川さん14歳、桃華ちゃま13歳って設定でお願いします。
あと及川さんの酪農設定どっかに吹っ飛びました。

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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/05(月) 13:27:40.38 ID:MoZCkflmo
■■序章

 梅雨入り前の六月。一年でもっとも長い陽も地上に長い影を落とすようになった時刻、
湿度の高い外気に引けを取らない熱い吐息が黒髪艶やかな少女の頬を撫でた。

以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/05(月) 13:31:43.84 ID:MoZCkflmo
「私は大丈夫だから、……きて」

 ほたるが彼女の下腹部に目を向けると、十分な前戯はしていないはずのそこは意外にもほたるの砲身を受け入れるだけの準備はできているようで、シーツに淫密の染みを作っていた。

 キスだけでこんなに? 問おうとしたほたるの唇が再度塞がれる。
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/05(月) 13:32:57.10 ID:MoZCkflmo
「雫ちゃん……。まだ、痛い……?」

「少しだけ……。でも、大好きなほたるちゃんとひとつになれたことが嬉しいから……」

 負担は決して軽くないはずなのに、健気な言葉を与えてくれる彼女の笑みに、胸が締めつけられる。こうしてひとつになれたことを心から幸せに思う。
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/05(月) 13:33:27.19 ID:MoZCkflmo
「でも、ほたるちゃんにひとつだけ伝えなくちゃいけないことがあるの」

「なぁに?」

 これからどんな難題を与えられたって乗り越えていけるだろう。そんな確信のままに、雫の言葉の続きを待つ。
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/05(月) 13:35:11.60 ID:MoZCkflmo
■■1章

「う……んん……」

 本来心地よいはずの睡眠は、下腹部の違和感で強制的に中断された。
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/05(月) 13:37:16.00 ID:MoZCkflmo


 浴室で十分に泡立てたボディソープでお腹のあたりをしっかりと洗い流し、朝の失敗の証拠隠滅を済ませる。
ついでに洗顔なども済ませてしまって、せめて表面上だけでもさっぱりしておくことにする。

以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/05(月) 13:39:05.12 ID:MoZCkflmo
「んん……っ」

 腰元を拭くためにタオルで触れたぐらいでも快楽が発生してしまうほど、敏感なこと。
普通の男の人でもこうなのだろうか。私に兄弟はいないから、具体的な比較ができない。

以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/05(月) 13:40:15.22 ID:MoZCkflmo


 制服に袖を通し、朝食を済ませてすこしばかりダイニングでくつろいでいると、玄関の呼び鈴が鳴った。
戸の開かれていない玄関の向こうから声が聞こえてくる。

以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/05(月) 13:41:48.25 ID:MoZCkflmo
 通学路を二人並んで歩きながら、車道側の彼女に視線を向ける。
女の子のわりには短くまとめられている黒い頭髪。
私自身もショートに揃えているつもりだが、雫ちゃんのそれは耳がはっきり露出するほど。
ほのかにシャンプーの香りがする。しゃんと背筋を伸ばして歩く胸元で、学年一とか学園一と噂されるほどの膨らみが歩調にあわせてわずかに震えている。
スカートから伸びる脚は健康的な肉付きで、膝上の黒ソックスに包まれていた。
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/05(月) 13:42:29.92 ID:MoZCkflmo
「私の顔になにかついてる?」

「あ、や。ううん、そうじゃないけど」

 まじまじと見つめすぎてしまったらしい。
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/05(月) 13:43:19.64 ID:MoZCkflmo


 今日の授業の話とか、隣のクラスの誰々と誰々がつき合っているらしいとか、二学期に行う生徒会長選挙に雫ちゃんが推薦されているとか、そんな他愛もない話を続けながら三十分ほど歩くと私たちの通う学園が見えてくる。

 下駄箱で靴を上履きに履き替えていると、妙に校内が騒がしいように感じられた。
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/05(月) 13:45:13.96 ID:MoZCkflmo
「3―Aの鈴木と1―Dの佐藤の交際が発覚。姐さんカップルのなれそめに直撃……。愛の学内新聞」

「おー。剣道部主将の鈴木先輩、彼氏できたんだぁー」

 鈴木先輩といえば、身長が高く鋭い目つきが特徴で剣道のことになると自分を含め後輩にもとても厳しいと噂の、お堅い印象のある先輩だったはずだけど、そんな彼女に年下の恋人ができたらしい。
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/05(月) 13:45:58.11 ID:MoZCkflmo
「やっぱり桜愛って記者さんは、一年の子なのかな」

 あらかた内容を読んだらしい雫ちゃんが、こちらに語りかけてきた。

「そうなんじゃないかなぁ」
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/05(月) 13:47:31.79 ID:MoZCkflmo


「それでは先週のミニテスト返しますよー」

 お昼ごはんが終わって午後の授業が始まり、教壇の上で数学の先生がプリントの束をまとめて出席番号順に名前を呼んでいた。
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/05(月) 13:48:23.48 ID:MoZCkflmo
「また今度一緒に勉強会しようね」

「うん……」

 雫ちゃんの気遣いがありがたい。でも、ごめんね。
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/05(月) 13:49:46.03 ID:MoZCkflmo

 一日の最後の授業は体育館でバスケットボールの体育だったけれど、あんな重くて大きいボールを投げ合う球技に私がついていけるわけがなかった。
それに雫ちゃんの大きなお胸が上下左右に弾むのが目に毒すぎて。
六月の梅雨に入ろうかとしているジメジメした時期の体育は本当に辛い。
陽の下で運動しないだけ幾分マシなのだろうけれど、湿度が高いために少し走っただけで汗が止まらなくなる。
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/05(月) 13:50:47.91 ID:MoZCkflmo
 ひと通りの連絡が終わって、号令。ようやく放課後になった。

「雫ちゃん、帰ろう」

「うん。ちょっと待ってね。支度しちゃうから」
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/05(月) 13:51:54.34 ID:MoZCkflmo
 学校から家までの道のりを一人で帰るのはわりと寂しい。
一時間ぐらいなら図書室などで時間を潰して雫ちゃんを待っていた方がいい。
私が生徒会の手伝いをして仕事自体を早く終わらせる方法もあるにはあるのだろうけれど、あいにくそれだけの体力は残っていなかった。
仮に体力が残っていたところで部外者が首を突っ込んでいいものでもないだろう。

以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/05(月) 13:53:06.06 ID:MoZCkflmo


「雫ちゃん、居なかったなぁ」

 二人分の荷物を持って生徒会室まで出向いてみたものの、その教室には鍵がかけられていた。
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/05(月) 13:54:02.91 ID:MoZCkflmo
「雫ちゃんが見てる景色ってこんな感じなんだ」

 席順は春先にくじ引きで決めたランダムな席だから、雫ちゃんと隣同士になることは叶わなかった。
けれど、私の席が彼女の斜め後ろ側になったおかげで授業中に勉強に真剣に取り組む雫ちゃんの横顔を眺められるのでかなりいい場所を引いたと思う。
……勉強、もうちょっと真面目に取り組まないとダメだなぁ。黒板を見る時間を削って雫ちゃんを目視しているから成績がよろしくないのかもしれない。
以下略



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