過去ログ - 魔王「死に逝くものこそ美しい」女勇者「その通りだ」
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>>1
[saga]
2014/05/05(月) 17:16:43.71 ID:NkxOGtWXo
《ゴーレムの領域》
以下略
22
:
>>1
[saga]
2014/05/05(月) 17:17:31.43 ID:NkxOGtWXo
機械王「確カニソレハアルヤモシレマセン、シカシ我等ハ、ソノ過程デ新タナ金属ヲ造ルコトニ成功シマシタ」
魔王「ほう?オリハルコンやミスリル銀のような希少金属か?」
以下略
23
:
>>1
[saga]
2014/05/05(月) 17:19:13.12 ID:NkxOGtWXo
魔王「馬鹿な、そんなことができるわけが」
機械王「我々モソウ思ッテオリマシタ。シカシアノ人間ガ」
以下略
24
:
>>1
[saga]
2014/05/05(月) 17:20:18.12 ID:NkxOGtWXo
あの勇者が使用していた機械の部品に多数使用されていた、金属でも植物でもない物質。あれは魔力によって生み出されたもので、衝撃には弱いが電気を通さず、軽く、多用途に絶えるが非常に希少である。
それを供していたことは許されざる裏切りである……裏切りであるが。
以下略
25
:
>>1
[saga]
2014/05/05(月) 17:20:55.77 ID:NkxOGtWXo
魔王「何故、わざわざ育てる必要がある?野にも山にも同じような食料があるだろうに」
勇者「冬になったら死ぬね」
以下略
26
:
>>1
[saga]
2014/05/05(月) 17:35:27.39 ID:NkxOGtWXo
魔王「大地の恵み?神の力か?」
勇者「そうではない、大地に備わったもの、それを吸い上げて植物は大きくなる」
以下略
27
:
>>1
[saga]
2014/05/05(月) 17:35:55.12 ID:NkxOGtWXo
魔王「少し面白い」
勇者「……あなた王様のクセにそんなことも知らないの?」
以下略
28
:
>>1
[saga]
2014/05/05(月) 17:37:33.88 ID:NkxOGtWXo
魔王「わかるまい。その『そうであるもの』と『そうでないもの』が無数に羅列して我等の世界がある。そしてそれらは人為的なものだ。我はそれに気付いていた」
魔王「我等の世界の外には神がいて、いいように操る為に、自分の中の何かが潤うために我等に殺し合いを強いておるのだ」
以下略
29
:
>>1
[saga]
2014/05/05(月) 17:38:42.53 ID:NkxOGtWXo
魔王「だろうな、要は……何をしようと全く意味が無いのだ。この世界ではな」
勇者「……つまり貴方は働いていないのね?」
以下略
30
:
>>1
[saga]
2014/05/05(月) 17:39:47.52 ID:NkxOGtWXo
勇者「屈んで、よく見るの」
魔王「虫けらが取り付いているな」
以下略
31
:
>>1
[saga]
2014/05/05(月) 17:41:08.26 ID:NkxOGtWXo
勇者「おそらく明日には虫は死に絶える。自分の種を残すため、他の同種が食い荒らされない為に植物はこの戦い方を選んだ」
魔王「嘘を申すな、そのようなことが」
以下略
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