過去ログ - 【咲SS】京太郎「これが……神の一手?」アカギ「ククク……」【アカギ】
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40: ◆RwzBVKdQPM[saga]
2014/05/05(月) 22:06:28.63 ID:gMIcwShDo


【数日後 Roof-top】

 部長と話し合った結果、対局の場所はこことなった
 部室に俺が入ればまた問題になるし、ここならその心配も減る

 それに――この試合のことは咲と和には内緒だから
 もし二人が知れば、どちらかが辞退する可能性がある

 それは、出来れば避けたいこと


優希「……」

まこ「事情は聞いちょる」

久「……私達三人が相手よ」

京太郎「……はい」


 そして――いよいよ決戦
 相手は俺のよく知る三人だ


優希「京太郎……私達が勝てば、辞めないんだよな?」

京太郎「ああ、約束だからな」

優希「……」


 優希の奴はきっと分かってる
 俺が部活に残ることになれば、今以上に苦しい日々が待っているかもしれない

 それでも、俺にいて欲しいのか?
 そんなに俺のことを想ってくれてるのか、優希?

京太郎「……ありがとな」ポンッ

優希「うっ、うぁっ……うあぁぁあぁっ、ごめん……ごめんなさいぃ……」ポロポロ

まこ「……京太郎、お前が苦しんどるのに気づけんで――すまん」

京太郎「いえ、いいんですよ。俺が望んだことですから」

まこ「じゃが……こんな結末!」ギリッ

久「まこ、よしなさい。須賀君の決めたことよ」

まこ「っ!! そんな言葉、口にする資格があると思うちょるんか!?」

久「……そうね。私が言うのは筋違いだわ」ウツムキ

まこ「……くっ!」

 みんな、苦しんでる
 誰も悪くないのに、みんな自分の想いのままに歩んだだけなのに

 それもこれも、全部俺のせいなんだ

 俺が弱いから

 俺が何もできないから

 だから――


京太郎「打ちましょう」


 強くなるしかない





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